医療×ブロックチェーン検討会始動

2020年02月29日

ブロックチェーン技術の可能性には大きな期待があり、一例となっている処方箋への活用はその一端に過ぎません。言い換えれば、処方箋への応用が可能になりそうなことで、医療のもつ潜在的な需要と供給へと大きな可能性に目を向けられるようになったと言えます。

医療へのブロックチェーンの応用の方法は多岐に渡る可能性を秘めています。その一方で医療従事への経験はあれど、ブロックチェーンについての理解や開発力がある方はまだ多くいないでしょう。

世界に目を向けてみても、様々なブロックチェーン関連技術を利用した医療サービスが今後続々と開発されていく様子があります。日本でも皆保険を守りつつ、医療従事者の働きやすさ、国民一人一人の医療の活用にブロックチェーンを検討・研究するフェーズに入りました。

そこで当検討会は、日々進化するブロックチェーンを今後の医療や社会保障の世界で実際に役立てていく為に、専門的な議論を行う場が必要だと強く思い、さらなるデータの蓄積やエビデンスの収集を目的として発足致します。

日本の社会保障を担う医療は、現場にて最先端の医学・薬学が追求され、地域医療を担う医療従事者の皆様、及び社会保障費を納める国民全員の協力で成り立っております。裏方のテクノロジーは日々進化しており、その恩恵を受けることで、今まで出来なかった医療を実現できる時代です。本検討会では、基礎情報の習得や課題解決の為の技術検討を通じて、ブロックチェーン技術が医療業界の課題解決に大いなる可能性を持てるよう設立しました。

まだまだ多くのブロックチェーンシステムは開発途中ですが、実際に使ってみて、共に成長することで多くの可能性を秘めた未来を築けるでしょう。

当検討会は今後、高い障壁を持つ医療課題へのブロックチェーン技術応用の検討・実証の情報の公開や研究、ガイドラインの検討等を行い、社会保障を100年先も継続できる未来を構築するため、準備期間を通じて協力者を募り一般社団法人を立ち上げます。

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